まいにち診断士 2022/01/07
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
「キリンHD」と「アサヒグループHD」の棚卸資産回転率を計算してみます。
問題
「キリンHD」と「アサヒグループHD」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「棚卸資産」は以下のとおりであった。
(キリンHD)売上高:1兆8495億4500万円、棚卸資産:2171億7600万円
(アサヒグループHD)売上高:2兆277億6200万円、棚卸資産:1831億6600万円
「棚卸資産回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が良いか判断せよ。
答え
(キリンHD)18495.45/2171.76 ≒ 8.52(回転)
(アサヒグループHD)20277.62/1831.66 ≒ 11.07(回転)
よって「アサヒグループHD」の方が「棚卸資産回転率」のみから見た場合、その値が高いため効率性が良い。