まいにち診断士 2022/08/31
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
筆記具業界から「パイロットコーポレーション」と「三菱鉛筆」の棚卸資産回転率を計算してみます。
問題
「パイロットコーポレーション」と「三菱鉛筆」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「棚卸資産」は以下のとおりであった。
(パイロットコーポレーション)
売上高:103,057(百万円)
棚卸資産:25,920(百万円)
(三菱鉛筆)
売上高:61,894(百万円)
棚卸資産:18,831(百万円)
「棚卸資産回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いかを判断せよ。
答え
(パイロットコーポレーション)
103,057/25,920 ≒ 3.98(回転)
(三菱鉛筆)
61,894/18,831 ≒ 3.29(回転)
よって「パイロットコーポレーション」の方が「棚卸資産回転率」のみから見た場合、その値が高いため効率性が高い。