まいにち診断士 2022/01/09

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。

「キリンHD」と「アサヒグループHD」の総資本回転率を計算してみます。

問題

 「キリンHD」と「アサヒグループHD」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「総資産」と「売上高」は以下のとおりであった。

上記条件内で「総資本回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。

(キリンHD)総資産:2兆4593億円6300万円、売上高:1兆8495億4500万円
(アサヒグループHD)総資産:4兆4393億円7800万円、売上高:2兆277億6200万円













答え

(キリンHD)18495.45/24593.63 ≒ 0.75(回)

(アサヒグループHD)20277.62/44393.78 ≒ 0.46(回)

よって「キリンHD」の方が「総資本回転率」のみから見た場合、その値が高い( ≒ 保有する資産が有効活用されている)ため、効率性が高い。


「アサヒグループHD」の値が低いために、少し差がついている感じでしょうか?

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