まいにち診断士 2022/01/11
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
「キリンHD」と「アサヒグループHD」の売上債権回転率を計算してみます。
問題
「キリンHD」と「アサヒグループHD」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上債権」と「売上高」は以下のとおりであった。
所与の条件内で「売上債権回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。
(キリンHD)売上債権:3721億4600万円、売上高:1兆8495億4500万円
(アサヒグループHD)売上債権:3789億2400万円、売上高:2兆277億6200万円
答え
(キリンHD)18495.45/3721.46 ≒ 4.97(回)
(アサヒグループHD)20277.62/3789.24 ≒ 5.35(回)
よって「アサヒグループHD」の方が「売上債権回転率」のみから見た場合、その値が高い( ≒ 売上債権が短期間で回収できている)ため、効率性が高い。
実際のところ、今回場合はほぼ同じと言って良さそうですね。