まいにち診断士 2022/10/02
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。
宅配便業界から「ヤマトホールディングス(ヤマト運輸)」と「SGホールディングス(佐川急便)」の自己資本比率を計算してみます。
問題
「ヤマトホールディングス(ヤマト運輸)」と「SGホールディングス(佐川急便)」の有価証券報告書によれば、それぞれの「総資産」および「自己資本」は以下のとおりであった。
(ヤマトホールディングス:2022年3月)
総資産:1,086,854(百万円)
自己資本:590,543(百万円)
(SGホールディングス:2022年3月)
総資産:921,793(百万円)
自己資本:496,342(百万円)
上記条件内で「自己資本比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いか判断せよ。
答え
(ヤマトホールディングス)
590,543/1,086,854 x 100 ≒ 54.34(%)
(SGホールディングス)
496,342/921,793 x 100 ≒ 53.85(%)
よって「ヤマトホールディングス」の方が「自己資本比率」のみから見た場合、その値が高いため、安全性が高い。
といっても、ほぼ同じとみなして良さそうですね。