まいにち診断士 2022/10/06
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
宅配便業界から「ヤマトホールディングス(ヤマト運輸)」と「SGホールディングス(佐川急便)」の総資本回転率を計算してみます。
問題
「ヤマトホールディングス(ヤマト運輸)」と「SGホールディングス(佐川急便)」の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「総資産」は以下のとおりであった。
(ヤマトホールディングス:2022年3月)
売上高:1,793,618(百万円)
総資産:1,086,854(百万円)
(SGホールディングス:2022年3月)
売上高:1,588,375(百万円)
総資産:921,793(百万円)
上記条件内で「総資本回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。
答え
(ヤマトホールディングス)
1,793,618/1,086,854 x 100 ≒ 1.65(回)
(SGホールディングス)
1,588,375/921,793 x 100 ≒ 1.72(回)
よって「SGホールディングス」の方が「総資本回転率」のみから見た場合、その値が高いため、効率性が高い。
と言っても、ほぼ同じですね。