まいにち診断士 2022/01/17
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
「京セラ」と「村田製作所」の売上高営業利益率を計算してみます。
問題
「京セラ」と「村田製作所」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「営業利益」は以下のとおりであった。
(京セラ)売上高:1兆5268億円、営業利益:706億4400万円
(村田製作所)売上高:1兆6301億万円、営業利益:3132億4000万円
「売上高営業利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(京セラ)706.44/15268 x 100 ≒ 4.63(%)
(村田製作所)3132.4/16301 x 100 ≒ 19.22(%)
よって「村田製作所」の方が「売上高営業利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。
売上高はほぼ同じですが、営業利益で差がついていますね。