まいにち診断士 2022/11/17
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。
ファストフード業界から「日本マクドナルドHD」と「日本KFCHD」の流動比率を計算してみます。
問題
「日本マクドナルド HD(以下 マクドナルド)」と「日本KFC HD(以下 ケンタッキー)」の有価証券報告書によれば、それぞれの「流動資産」と「流動負債」は以下のとおりであった。
(マクドナルド:2021年12月)
流動資産:102,894(百万円)
流動負債:58,628(百万円)
(ケンタッキー:2022年3月)
流動資産:29,961(百万円)
流動負債:16,693(百万円)
上記条件内で「流動比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いか判断せよ。
答え
(マクドナルド)
102,894/58,628 x 100 ≒ 175.50(%)
(ケンタッキー)
29,961/16,693 x 100 ≒ 179.48(%)
よって「ケンタッキー」の方が「流動比率」のみから見た場合、その値が高い( ≒ 短期的な支払い能力が高い)ため安全性が高い。
と言っても、ほぼ同程度ですね。