まいにち診断士 2022/11/21
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。
ファストフード業界から「日本マクドナルドHD」と「日本KFCHD」の自己資本比率を計算してみます。
問題
「日本マクドナルド HD(以下 マクドナルド)」と「日本KFC HD(以下 ケンタッキー)」の有価証券報告書によれば、それぞれの「総資産」および「自己資本」は以下のとおりであった。
(マクドナルド:2021年12月)
総資産:260,113(百万円)
自己資本:194,222(百万円)
(ケンタッキー:2022年3月)
総資産:47,761(百万円)
自己資本:26,750(百万円)
上記条件内で「自己資本比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いか判断せよ。
答え
(マクドナルド)
194,222/260,113 x 100 ≒ 74.67(%)
(ケンタッキー)
26,750/47,761 x 100 ≒ 56.01(%)
よって「マクドナルド」の方が「自己資本比率」のみから見た場合、その値が高いため、安全性が高い。
この指標には差があると言って良さそうですね。