まいにち診断士 2022/11/26
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
ファストフード業界から「日本マクドナルドHD」と「日本KFCHD」の棚卸資産回転率を計算してみます。
問題
「日本マクドナルド HD(以下 マクドナルド)」と「日本KFC HD(以下 ケンタッキー)」の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「棚卸資産」は以下のとおりであった。
(マクドナルド:2021年12月)
売上高:317,695(百万円)
棚卸資産:1,243(百万円)
(ケンタッキー:2022年3月)
売上高:97,520(百万円)
棚卸資産:513(百万円)
上記条件内で「棚卸資産回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いかを判断せよ。
答え
(マクドナルド)
317,695/1,243 ≒ 255.59(回転)
(ケンタッキー)
97,520/513 ≒190.10(回転)
よって「マクドナルド」の方が「棚卸資産回転率」のみから見た場合、その値が高いため効率性が高い。
やはり、この業界の「棚卸資産回転率」はとても高いですね。