まいにち診断士 2022/01/19
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
「京セラ」と「村田製作所」の総資本回転率を計算してみます。
問題
「京セラ」と「村田製作所」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「総資産」と「売上高」は以下のとおりであった。
(京セラ)総資産:3兆4934億円、売上高:1兆5268億円
(村田製作所)総資産:2兆4622億円、売上高:1兆6301億万円
上記条件内で「総資本回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。
答え
(京セラ)15268/34934 ≒ 0.44(回)
(村田製作所)16301/24622 ≒ 0.66(回)
よって「村田製作所」の方が「総資本回転率」のみから見た場合、その値が高い( ≒ 保有する資産が有効活用されている)ため、効率性が高い。