まいにち診断士 2022/12/19
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
農業業界から「ホクト」と「雪国まいたけ」の売上高総利益率を計算してみます。
問題
「ホクト」と「雪国まいたけ」の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「売上総利益」は以下のとおりであった。
(ホクト:2022年3月)
売上高:70,932(百万円)
売上総利益:17,392(百万円)
(雪国まいたけ:2022年3月)
売上高:47,081(百万円)
売上総利益:13,349(百万円)
上記条件内で「売上高総利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(ホクト)
17,392/ 70,932 x 100 ≒ 24.52(%)
(雪国まいたけ)
13,349/47,081 x 100 ≒ 28.35(%)
よって「雪国まいたけ」の方が「売上高総利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。
ちなみに、
売上高売上原価率 + 売上高総利益率(粗利率)= 100% となるので、
「売上高売上原価率」については、それぞれ以下のようになりますね。
(ホクト)75.48(%)
(雪国まいたけ)71.65(%)