まいにち診断士 2022/02/05
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
「武田薬品工業」と「アステラス製薬」の売上高販管費率を計算してみます。
問題
「武田薬品工業」と「アステラス製薬」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「販売費及び一般管理費」は以下のとおりであった。
(武田薬品工業)売上高:3兆1978億円、販売費及び一般管理費:8756億6300万円
(アステラス製薬)売上高:1兆2495億円、販売費及び一般管理費:5043億1600万円
「売上高販管費率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(武田薬品工業)8756.63/31978 x 100 ≒ 27.38(%)
(アステラス製薬)5043.16/12495 x 100 ≒ 40.36(%)
よって「武田薬品工業」の方が「売上高販管費率」のみから見た場合、その値が低いため、収益性が高い。
結構な差がありますね。