まいにち診断士 2022/02/06
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
「武田薬品工業」と「アステラス製薬」の売上高売上原価率を計算してみます。
問題
「武田薬品工業」と「アステラス製薬」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「売上原価」は以下のとおりであった。
(武田薬品工業)売上高:3兆1978億円、売上原価:9943億800万円
(アステラス製薬)売上高:1兆2495億円、売上原価:2460億6300万円
上記条件内で「売上高売上原価率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(武田薬品工業)9943.08 / 31978 x 100 ≒ 31.09(%)
(アステラス製薬)2460.63/12495 x 100 ≒ 19.69(%)
よって「アステラス製薬」の方が「売上高売上原価率」のみから見た場合、その値が低いため、収益性が高い。