まいにち診断士 2022/02/17
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
「小林製薬」と「エステー」の売上高営業利益率を計算してみます。
問題
「小林製薬」と「エステー」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「営業利益」は以下のとおりであった。
(小林製薬)売上高:1552億5200万円、営業利益:260億6500万円
(エステー)売上高:496億7373万円、営業利益:39億4510万円
上記条件内で「売上高営業利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(小林製薬)260.65/1552.52 x 100 ≒ 16.79(%)
(エステー)39.4510/496.7373 x 100 ≒ 7.94(%)
よって「小林製薬」の方が「売上高営業利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。
この指標には差がありますね。