まいにち診断士 2022/02/21
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。
「小林製薬」と「エステー」の流動比率を計算してみます。
問題
「小林製薬」と「エステー」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「流動資産」と「流動負債」は以下のとおりであった。
(小林製薬)流動資産:1818億8900万円、流動負債:507億300万円
(エステー)流動資産:264億8348万円、流動負債:117億6139万円
「流動比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いか判断せよ。
答え
(小林製薬)1818.89/507.03 x 100 ≒ 358.73(%)
(エステー)264.8348/117.6139 x 100 ≒ 225.17(%)
よって「小林製薬」の方が「流動比率」のみから見た場合、その値が高い( ≒ 短期的な支払い能力が高い)ため安全性が高い。
この指標では、1.6倍程度の差がついていますね。