まいにち診断士 2022/02/24
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
「小林製薬」と「エステー」の売上高経常利益率を計算してみます。
問題
「小林製薬」と「エステー」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「経常利益」と「売上高」は以下のとおりであった。
所与の条件内で「売上高経常利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
(小林製薬)経常利益:280億1500万円、売上高:1552億5200万円
(エステー)経常利益:37億3717万円、売上高:496億7373万円
答え
(小林製薬)280.15/1552.52 x 100 ≒ 18.04(%)
(エステー)37.3717/496.7373 ≒ 7.52(%)
よって「小林製薬」の方が「売上高経常利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。
2倍以上の差がありますね。