まいにち診断士 2022/03/02
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
「ANA ホールディングス」と「日本航空」の売上高営業利益率を計算してみます。
問題
「ANA ホールディングス」と「日本航空」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「営業利益」は以下のとおりであった。
(ANA ホールディングス)売上高:7286億8300万円、営業利益:-4647億7400万円
(日本航空)売上高:4812億2500万円、営業利益:-3904億1400万円
上記条件内で「売上高営業利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(ANA ホールディングス)-4647.74/7286.83 x 100 ≒ -63.78(%)
(日本航空)-3904.14/4812.25 x 100 ≒ -81.13(%)
よって「ANA ホールディングス」の方が「売上高営業利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。
どちらも、大幅な赤字となっており本当に大変ですね。