まいにち診断士 2022/03/11

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。

フィットネス業界から、
「カーブス HD(カーブス)」と「Fast Fitness Japan(エニタイムフィットネス)」の売上高営業利益率を計算してみます。

問題

「カーブス HD(カーブス)」と「Fast Fitness Japan(エニタイムフィットネス)」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「営業利益」は以下のとおりであった。

(カーブス HD)売上高:246億8100万円、営業利益:16億2247万円

(Fast Fitness Japan)売上高:111億6380万円、営業利益:22億9381万円

上記条件内で「売上高営業利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。







答え

(カーブス HD)16.2247/246.81 x 100 ≒ 6.57(%)

(Fast Fitness Japan)22.9381/111.638 x 100 ≒ 20.55(%)

よって「Fast Fitness Japan」の方が「売上高営業利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。


売上高については、「カーブスHD」の方が約2.2倍高いですが、
売上高営業利益率は「Fast Fitness Japan」の方が約3.1倍高く、
その結果、営業利益は「Fast Fitness Japan」の方が約1.4倍高くなっていますね。

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