まいにち診断士 2022/03/13
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
「カーブス HD(カーブス)」と「Fast Fitness Japan(エニタイムフィットネス)」の売上高売上原価率を計算してみます。
問題
「カーブス HD(カーブス)」と「Fast Fitness Japan(エニタイムフィットネス)」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「売上原価」は以下のとおりであった。
(カーブス HD)売上高:246億8100万円、売上原価:142億7781万円
(Fast Fitness Japan)売上高:111億6380万円、売上原価:66億3024万円
上記条件内で「売上高売上原価率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(カーブス HD)142.7781 / 246.81 x 100 ≒ 57.85(%)
(Fast Fitness Japan)66.3024/111.6380 x 100 ≒ 59.39(%)
よって「カーブス HD」の方が「売上高売上原価率」のみから見た場合、その値が低いため、収益性が高い。
売上高営業利益率には、大きな違いがありましたが、
売上高売上原価率には、それほど大きな違いはないですね。