まいにち診断士 2022/02/07

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。

「武田薬品工業」と「アステラス製薬」の流動比率を計算してみます。

問題

 「武田薬品工業」と「アステラス製薬」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「流動資産」と「流動負債」は以下のとおりであった。

(武田薬品工業)流動資産:2兆7128億円、流動負債:1兆7731億円
(アステラス製薬)流動資産:8725億8800万円、流動負債:5923億7200万円

「流動比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いか判断せよ。







答え

(武田薬品工業)27128/17731 x 100 ≒ 153.0(%)

(アステラス製薬)8725.88/5923.72 x 100 ≒ 147.3(%)

よって「武田薬品工業」の方が「流動比率」のみから見た場合、その値が高い( ≒ 短期的な支払い能力が高い)ため安全性が高い。

この指標では、それほど大きな差はついていませんね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です