まいにち診断士 2022/04/13

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。

「積水ハウス」と「大和ハウス工業」の売上高売上原価率を計算してみます。

問題

「積水ハウス」と「大和ハウス工業」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「売上原価」は以下のとおりであった。

(積水ハウス)売上高:2,446,904(百万円)、売上原価:1,973,393(百万円)
(大和ハウス工業)売上高:4,126,769(百万円)、売上原価:3,299,886(百万円)

上記条件内で「売上高売上原価率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。





答え

(積水ハウス)1,973,393 / 2,446,904 x 100 ≒  80.65(%)

(大和ハウス工業)3,299,886/4,126,769 x 100 ≒ 79.96(%)

よって「大和ハウス工業」の方が「売上高売上原価率」のみから見た場合、その値が低いため、収益性が高い。

ちなみに、
売上高売上原価率 + 売上高総利益率(粗利率)= 100% となるので、

売上高総利益率については、それぞれ以下のようになりますね。

(積水ハウス)19.35(%)
(大和ハウス工業)20.04(%)

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