まいにち診断士 2022/04/23

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。

「セリア(Seria)」と「キャンドゥ(Can Do)」の売上高販管費率を計算してみます。

問題

「セリア」と「キャンドゥ」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「販売費及び一般管理費」は以下のとおりであった。

(セリア)売上高:200,682(百万円)、販売費及び一般管理費:65,720(百万円)
(キャンドゥ)売上高:73,130(百万円)、販売費及び一般管理費:27,023(百万円)

「売上高販管費率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。

答え

(セリア)65,720 / 200,682 x 100 ≒ 32.75(%)

(キャンドゥ)27,023 / 73,130 x 100 ≒ 36.95(%)


よって「セリア」の方が「売上高販管費率」のみから見た場合、その値が低いため、収益性が高い。

ちなみに、昨日計算した「売上高営業利益率」は以下のとおりで、差がありました。
(セリア)10.60(%)
(キャンドゥ)1.32(%)

これと比較すれば、「売上高販管費率」の差は小さいですね。

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