まいにち診断士 2022/05/29

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。

「東日本旅客鉄道(JR東日本)」と「西日本旅客鉄道(JR西日本)」の当座比率を計算してみます。

問題

「JR東日本」と「JR西日本」の 2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売掛金」、「現金及び預金」、および「流動負債」は以下のとおりであった。

(JR東日本)売掛金:470,611(百万円)、現金及び預金:198,130(百万円)、流動負債:2,032,849(百万円)
(JR西日本)売掛金:37,347(百万円)、現金及び預金:210,291(百万円)、流動負債:590,627(百万円)

上記条件内で「当座比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いかを判断せよ。


答え

(JR東日本)(470,611 + 198,130)/ 2,032,849 x 100 ≒ 32.90(%)

(JR西日本)(37,347 + 210,291)/ 590,627 x 100 ≒ 41.93(%)


よって「JR西日本」の方が「当座比率」のみから見た場合、その値が高い( ≒ 借入の返済に十分な資金が用意されている)ため安全性が高い。

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