まいにち診断士 2022/09/14

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。

アパレル業界から「ファーストリテイリング」と「しまむら」の売上高営業利益率を計算してみます。

問題

「ファーストリテイリング」と「しまむら」の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「営業利益」は以下のとおりであった。

(ファーストリテイリング:2021年8月)
売上高:2,132,992(百万円)
営業利益:249,011(百万円)

(しまむら:2022年2月)
売上高:583,618(百万円)
営業利益:49,420(百万円)

上記条件内で「売上高営業利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。

答え

(ファーストリテイリング)
249,011/2,132,992 x 100 
 11.67(%)

(しまむら)
49,420/583,618 x 100 
≒ 8.47(%)


よって「ファーストリテイリング」の方が「売上高営業利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。

国内アパレル業界の売上高 1位と2位を比較していますが、圧倒的な売上高の差に加えて営業利益率も「ファーストリテイリング」が高くなっていますね。

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