まいにち診断士 2022/09/16

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。

アパレル業界から「ファーストリテイリング」と「しまむら」の売上高販管費率を計算してみます。

問題

「ファーストリテイリング」と「しまむら」の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「販売費及び一般管理費」は以下のとおりであった。

(ファーストリテイリング:2021年8月)
売上高:2,132,992(百万円)
販売費及び一般管理費:818,427(百万円)

(しまむら:2022年2月)
売上高:583,618(百万円)
販売費及び一般管理費:150,663(百万円)

上記条件内で「売上高販管費率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。

答え

(ファーストリテイリング)
818,427 / 2,132,992 x 100 ≒ 38.37(%)

(しまむら)
150,663 / 583,618 x 100 ≒ 25.82(%)


よって「しまむら」の方が「売上高販管費率」のみから見た場合、その値が低いため、収益性が高い。

この指標には、差があると言って良さそうですね。

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