まいにち診断士 2021/12/20
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
「トヨタ自動車」と「本田技研工業」の棚卸資産回転率を計算してみます。
問題
「トヨタ自動車」と「本田技研工業」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「棚卸資産」は以下のとおりであった。
(トヨタ自動車)売上高:27兆2145億円、棚卸資産:2兆8880億円
(本田技研工業)売上高:13兆1705億円、棚卸資産:1兆5456億円
「棚卸資産回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。
答え
(トヨタ自動車)27.2145/2.8880 ≒ 9.42(回転)
(本田技研工業)13.1705/1.5456 ≒ 8.52(回転)
よって「トヨタ自動車」の方が「棚卸資産回転率」のみから見た場合、効率性が高い。