まいにち診断士 2021/12/21
【2次試験対策】
本日も、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。
「トヨタ自動車」と「本田技研工業」の当座比率を計算してみます。
問題
「トヨタ自動車」と「本田技研工業」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「現金等」と「売上債権」および「流動負債」は以下のとおりであった。
(トヨタ自動車)現金等:5兆1008億円、売上債権:2兆9587億円、流動負債:21兆4604億円
(本田技研工業)現金等:2兆7580億円、売上債権:8018億円1400万円、流動負債:5兆7154億円
上記条件内で「当座比率」計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いか判断せよ。
答え
(トヨタ自動車)(5.1008 + 2.9587)/ 21.4604 x 100 ≒ 37.56(%)
(本田技研工業)(2.7580 + 0.80181400)/ 5.7154 x 100 ≒ 62.28(%)
よって「本田技研工業」の方が「当座比率」のみから見た場合、安全性が高い。