まいにち診断士 2022/02/13
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
「武田薬品工業」と「アステラス製薬」の売上高経常利益率を計算してみます。
問題
「武田薬品工業」と「アステラス製薬」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「経常利益」と「売上高」は以下のとおりであった。
所与の条件内で「売上高経常利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
(武田薬品工業)経常利益:3662億円、売上高:3兆1978億円
(アステラス製薬)経常利益:1453億円、売上高:1兆2495億円
答え
(武田薬品工業)3662/31978 x 100 ≒ 11.45(%)
(アステラス製薬)1453/12495 ≒ 11.63(%)
よって「アステラス製薬」の方が「売上高経常利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。
実際のところ、今回場合はほぼ同じですね。