まいにち診断士 2022/02/26
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
「小林製薬」と「エステー」の総資本回転率を計算してみます。
問題
「小林製薬」と「エステー」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「総資産」と「売上高」は以下のとおりであった。
(小林製薬)総資産:2525億5400万円、売上高:1552億5200万円
(エステー)総資産:468億1600万円、売上高:496億7373万円
上記条件内で「総資本回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。
答え
(小林製薬)1552.52/2525.54 ≒ 0.61(回)
(エステー)496.7373/468.16 ≒ 1.06(回)
よって「エステー」の方が「総資本回転率」のみから見た場合、その値が高いため、効率性が高い。
エステーの方が、規模は小さいですが総資本回転率は高いですね。