まいにち診断士 2022/02/27
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
「小林製薬」と「エステー」の棚卸資産回転率を計算してみます。
問題
「小林製薬」と「エステー」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「棚卸資産」は以下のとおりであった。
(小林製薬)売上高:1552億5200万円、棚卸資産:151億700万円
(エステー)売上高:496億7373万円、棚卸資産:82億6971万円
「棚卸資産回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いかを判断せよ。
答え
(小林製薬)1552.52/151.07 ≒ 10.28(回転)
(エステー)496.7373/82.6971 ≒ 6.01(回転)
よって「小林製薬」の方が「棚卸資産回転率」のみから見た場合、その値が高いため効率性が高い。