まいにち診断士 2022/05/21
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
「東日本旅客鉄道(JR東日本)」と「西日本旅客鉄道(JR西日本)」の売上高営業利益率を計算してみます。
問題
「JR東日本」と「JR西日本」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「営業利益」は以下のとおりであった。
(JR東日本)売上高:1,764,584(百万円)、営業利益:-520,358(百万円)
(JR西日本)売上高:898,172(百万円)、営業利益:-245,544(百万円)
上記条件内で「売上高営業利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(JR東日本)-520,358/1,764,584 x 100 ≒ -29.49(%)
(JR西日本)-245,544/898,172 x 100 ≒ -27.34(%)
よって「JR西日本」の方が「売上高営業利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。