まいにち診断士 2022/05/22
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
「東日本旅客鉄道(JR東日本)」と「西日本旅客鉄道(JR西日本)」の売上高売上原価率を計算してみます。
問題
「JR東日本」と「JR西日本」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「売上原価」は以下のとおりであった。
(JR東日本)売上高:1,764,584(百万円)、売上原価:1,724,644(百万円)
(JR西日本)売上高:898,172(百万円)、売上原価:975,595(百万円)
上記条件内で「売上高売上原価率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(JR東日本)1,724,644 / 1,764,584 x 100 ≒ 97.74(%)
(JR西日本)975,595/898,172 x 100 ≒. 108.62(%)
よって「JR東日本」の方が「売上高売上原価率」のみから見た場合、その値が低いため、収益性が高い。
ちなみに、
売上高売上原価率 + 売上高総利益率(粗利率)= 100% となるので、
「売上高総利益率」については、それぞれ以下のようになりますね。
(JR東日本)2.26(%)
(JR西日本)ー8.62(%)