まいにち診断士 2022/08/19
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
石油業界から「ENEOSホールディングス」と「出光興産」の棚卸資産回転率を計算してみます。
問題
「ENEOSホールディングス」と「出光興産」の 2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「棚卸資産」は以下のとおりであった。
(ENEOSホールディングス)
売上高:10,921,759(百万円)
棚卸資産:1,994,830(百万円)
(出光興産)
売上高:6,686,761(百万円)
棚卸資産:1,060,205(百万円)
「棚卸資産回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いかを判断せよ。
答え
(ENEOSホールディングス)10,921,759/1,994,830 ≒ 5.48(回転)
(出光興産)6,686,761/1,060,205 ≒ 6.31(回転)
よって「出光興産」の方が「棚卸資産回転率」のみから見た場合、その値が高いため効率性が高い。