まいにち診断士 2022/09/19

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。

アパレル業界から「ファーストリテイリング」と「しまむら」の自己資本比率を計算してみます。

問題

「ファーストリテイリング」と「しまむら」の有価証券報告書によれば、それぞれの「総資産」および「自己資本」は以下のとおりであった。

(ファーストリテイリング:2021年8月)
総資産:2,509,976(百万円)
自己資本:1,116,485(百万円)

(しまむら:2022年2月)
総資産:474,811(百万円)
自己資本:410,995(百万円)

上記条件内で「自己資本比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いか判断せよ。

答え

(ファーストリテイリング)
1,116,485/2,509,976 x 100 ≒ 44.48(%)

(しまむら)
410,995/474,811 x 100 ≒ 86.56(%)

よって「しまむら」の方が「自己資本比率」のみから見た場合、その値が高いため、安全性が高い。

「しまむら」の自己資本比率は圧倒的ですね。

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