まいにち診断士 2022/12/20
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
農業業界から「ホクト」と「雪国まいたけ」の売上高営業利益率を計算してみます。
問題
「ホクト」と「雪国まいたけ」の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「営業利益」は以下のとおりであった。
(ホクト:2022年3月)
売上高:70,932(百万円)
営業利益:2,014(百万円)
(雪国まいたけ:2022年3月)
売上高:47,081(百万円)
営業利益:4,975(百万円)
上記条件内で「売上高営業利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(ホクト)
2,014/70,932 x 100
≒ 2.84(%)
(雪国まいたけ)
4,975/47,081 x 100
≒ 10.57(%)
よって「雪国まいたけ」の方が「売上高営業利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。
ちなみに、前に計算した「売上高総利益率」は以下のようになっていました。
(ホクト)24.52(%)
(雪国まいたけ)28.35(%)
よって販管費率に差があることが窺えますね。