まいにち診断士 2022/04/27
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。
「セリア(Seria)」と「キャンドゥ(Can Do)」の流動比率を計算してみます。
問題
「セリア」と「キャンドゥ」の 2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「流動資産」と「流動負債」は以下のとおりであった。
(セリア)流動資産:79,393(百万円)、流動負債:23,570(百万円)
(キャンドゥ)流動資産:13,270(百万円)、流動負債:10,816(百万円)
「流動比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いか判断せよ。
答え
(セリア)79,393/23,570 x 100 ≒ 336.84(%)
(キャンドゥ)13,270/10,816 x 100 ≒ 122.69(%)
よって「セリア」の方が「流動比率」のみから見た場合、その値が高い( ≒ 短期的な支払い能力が高い)ため安全性が高い。
この指標は差があると言ってよさそうですね。