まいにち診断士 2022/05/23
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
「東日本旅客鉄道(JR東日本)」と「西日本旅客鉄道(JR西日本)」の売上高販管費率を計算してみます。
問題
「JR東日本」と「JR西日本」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「販売費及び一般管理費」は以下のとおりであった。
(JR東日本)売上高:1,764,584(百万円)、販売費及び一般管理費:560,298(百万円)
(JR西日本)売上高:898,172(百万円)、販売費及び一般管理費:168,121(百万円)
「売上高販管費率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(JR東日本)560,298 / 1,764,584 x 100 ≒ 31.75(%)
(JR西日本)168,121 / 898,172 x 100 ≒ 18.72(%)
よって「JR西日本」の方が「売上高販管費率」のみから見た場合、その値が低いため、収益性が高い。