まいにち診断士 2022/07/29
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
腕時計業界から「シチズン時計」と「セイコーHD」の総資本回転率を計算してみます。
問題
「シチズン時計」と「セイコーHD」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「総資産」は以下のとおりであった。
(シチズン時計)
売上高:281,417(百万円)
総資産:394,962(百万円)
(セイコーHD)
売上高:237,382(百万円)
総資産:327,533(百万円)
上記条件内で「総資本回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。
答え
(シチズン時計)281,417/ 394,962 ≒ 0.71(回)
(セイコーHD)237,382 / 327,533 ≒ 0.72(回)
よって「セイコーHD」の方が「総資本回転率」のみから見た場合、その値が高いため、効率性が高い。
といっても、この指標は同じとみなして良いですね。