まいにち診断士 2022/08/09
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
石油業界から「ENEOSホールディングス」と「出光興産」の売上高営業利益率を計算してみます。
問題
「ENEOSホールディングス」と「出光興産」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「営業利益」は以下のとおりであった。
(ENEOSホールディングス)
売上高:10,921,759(百万円)
営業利益:785,905(百万円)
(出光興産)
売上高:6,686,761(百万円)
営業利益:434,453(百万円)
上記条件内で「売上高営業利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(ENEOSホールディングス)
785,905/10,921,759 x 100
≒ 7.20(%)
(出光興産)
434,453/6,686,761 x 100
≒ 6.50(%)
よって「ENEOSホールディングス」の方が「売上高営業利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。