まいにち診断士 2022/08/11
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
石油業界から「ENEOSホールディングス」と「出光興産」の売上高販管費率を計算してみます。
問題
「ENEOSホールディングス」と「出光興産」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「販売費及び一般管理費」は以下のとおりであった。
(ENEOSホールディングス)
売上高:10,921,759(百万円)
販売費及び一般管理費:871,558(百万円)
(出光興産)
売上高:6,686,761(百万円)
販売費及び一般管理費:449,722(百万円)
「売上高販管費率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(ENEOSホールディングス)871,558 / 10,921,759 x 100 ≒ 7.98(%)
(出光興産)449,722 / 6,686,761 x 100 ≒ 6.73(%)
よって「出光興産」の方が「売上高販管費率」のみから見た場合、その値が低いため、収益性が高い。
また、この業界は他の業界と比較して「売上高販管費率」が低い水準にあるようですね。