まいにち診断士 2022/09/17
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
アパレル業界から「ファーストリテイリング」と「しまむら」の総資本回転率を計算してみます。
問題
「ファーストリテイリング」と「しまむら」の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「総資産」は以下のとおりであった。
(ファーストリテイリング:2021年8月)
売上高:2,132,992(百万円)
総資産:2,509,976(百万円)
(しまむら:2022年2月)
売上高:583,618(百万円)
総資産:474,811(百万円)
上記条件内で「総資本回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。
答え
(ファーストリテイリング)
2,132,992/2,509,976 x 100 ≒ 0.85(回)
(しまむら)
583,618/474,811 x 100 ≒ 1.23(回)
よって「しまむら」の方が「総資本回転率」のみから見た場合、その値が高いため、効率性が高い。