まいにち診断士 2022/09/27
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
宅配便業界から「ヤマトホールディングス(ヤマト運輸)」と「SGホールディングス(佐川急便)」の売上高営業利益率を計算してみます。
問題
「ヤマトホールディングス(ヤマト運輸)」と「SGホールディングス(佐川急便)」の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「営業利益」は以下のとおりであった。
(ヤマトホールディングス:2022年3月)
売上高:1,793,618(百万円)
営業利益:77,199(百万円)
(SGホールディングス:2022年3月)
売上高:1,588,375(百万円)
営業利益:155,713(百万円)
上記条件内で「売上高営業利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(ヤマトホールディングス)
77,199/1,793,618 x 100
≒ 4.30(%)
(SGホールディングス)
155,713/1,588,375 x 100
≒ 9.80(%)
よって「SGホールディングス」の方が「売上高営業利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。