まいにち診断士 2022/10/08

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。

宅配便業界から「ヤマトホールディングス(ヤマト運輸)」と「SGホールディングス(佐川急便)」の有形固定資産回転率を計算してみます。

問題

「ヤマトホールディングス(ヤマト運輸)」と「SGホールディングス(佐川急便)」の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」、「有形固定資産」は以下のとおりであった。なお、「有形固定資産」は建設仮勘定を除いた、期首と期末の平均値である。

(ヤマトホールディングス:2022年3月)
売上高:1,793,618(百万円)
有形固定資産:413,340(百万円)

(SGホールディングス:2022年3月)
売上高:1,588,375(百万円)
有形固定資産:365,354(百万円)

上記条件内で「有形固定資産回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。

答え

(ヤマトホールディングス)
1,793,618/413,340 ≒ 4.34(回)

(SGホールディングス)
1,588,375/365,354 ≒ 4.35(回)

よって「SGホールディングス」の方が「有形固定資産回転率」のみから見た場合、その値が高いため、効率性が高い。

といっても、同じと言った方が良いですね。

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