まいにち診断士 2022/10/14

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。

リユース(中古)業界から「ブックオフHD」と「メルカリ」の売上高営業利益率を計算してみます。

問題

「ブックオフHD」と「メルカリ」の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「営業利益」は以下のとおりであった。

(ブックオフHD:2022年5月)
売上高:91,538(百万円)
営業利益:1,766(百万円)

(メルカリ:2022年6月)
売上高:147,049(百万円)
営業利益:△3,715(百万円)

上記条件内で「売上高営業利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。

答え

(ブックオフHD)
1,766/91,538 x 100 
 1.93(%)

(メルカリ)
△3,715/147,049 x 100 
≒ △2.53(%)


よって「ブックオフHD」の方が「売上高営業利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。

昨日計算した、「売上高総利益率」については以下のようになっていました。
(ブックオフHD)59.22(%)
(メルカリ)64.70(%)

よってこの業界は「販売管理費」の値が大きいことが特徴のようですね。

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