まいにち診断士 2022/10/18
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
リユース(中古)業界から「ブックオフHD」と「メルカリ」の売上債権回転率を計算してみます。
問題
「ブックオフHD」と「メルカリ」の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「売上債権」は以下のとおりであった。
所与の条件内で「売上債権回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。
(ブックオフHD:2022年5月)
売上高:91,538(百万円)
売上債権:2,333(百万円)
(メルカリ:2022年6月)
売上高:147,049(百万円)
売上債権:4,454(百万円)
答え
(ブックオフHD)
91,538/2,333 ≒ 39.24(回)
(メルカリ)
147,049/4,454 ≒ 33.02(回)
よって「ブックオフHD」の方が「売上債権回転率」のみから見た場合、その値が高い( ≒ 売上債権が短期間で回収できている)ため、効率性が高い。