まいにち診断士 2022/10/20
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。
リユース(中古)業界から「ブックオフHD」と「メルカリ」の流動比率を計算してみます。
問題
「ブックオフHD」と「メルカリ」の有価証券報告書によれば、それぞれの「流動資産」と「流動負債」は以下のとおりであった。
(ブックオフHD:2022年5月)
流動資産:28,329(百万円)
流動負債:16,289(百万円)
(メルカリ:2022年6月)
流動資産:303,396(百万円)
流動負債:224,722(百万円)
上記条件内で「流動比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いか判断せよ。
答え
(ブックオフHD)
28,329/16,289 x 100 ≒ 173.91(%)
(メルカリ)
303,396/224,722 x 100 ≒ 135.01(%)
よって「ブックオフHD」の方が「流動比率」のみから見た場合、その値が高い( ≒ 短期的な支払い能力が高い)ため安全性が高い。