まいにち診断士 2022/10/24
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。
リユース(中古)業界から「ブックオフHD」と「メルカリ」の自己資本比率を計算してみます。
問題
「ブックオフHD」と「メルカリ」の有価証券報告書によれば、それぞれの「総資産」および「自己資本」は以下のとおりであった。
(ブックオフHD:2022年5月)
総資産:45,096(百万円)
自己資本:16,359(百万円)
(メルカリ:2022年6月)
総資産:339,862(百万円)
自己資本:36,758(百万円)
上記条件内で「自己資本比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いか判断せよ。
答え
(ブックオフHD)
16,359/45,096 x 100 ≒ 36.28(%)
(メルカリ)
36,758/339,862 x 100 ≒ 10.82(%)
よって「ブックオフHD」の方が「自己資本比率」のみから見た場合、その値が高いため、安全性が高い。
この指標には差があると言って良さそうですね。