まいにち診断士 2022/11/09
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
回転ずし業界から「スシロー(FOOD & LIFE COMPANIES)」と「くら寿司」の棚卸資産回転率を計算してみます。
問題
「スシロー」と「くら寿司」の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「棚卸資産」は以下のとおりであった。
(スシロー:2021年9月)
売上高:240,804(百万円)
棚卸資産:2,146(百万円)
(くら寿司:2021年10月)
売上高:147,592(百万円)
棚卸資産:1,798(百万円)
上記条件内で「棚卸資産回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いかを判断せよ。
答え
(スシロー)
240,804/2,146 ≒ 112.21(回転)
(くら寿司)
147,592/1,798 ≒ 82.09(回転)
よって「スシロー」の方が「棚卸資産回転率」のみから見た場合、その値が高いため効率性が高い。
棚卸資産の多くは”なまもの” でしょうから、高回転している様子が窺えますね。