まいにち診断士 2022/11/10
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
回転ずし業界から「スシロー(FOOD & LIFE COMPANIES)」と「くら寿司」の有形固定資産回転率を計算してみます。
問題
「スシロー」と「くら寿司」の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」、「有形固定資産」は以下のとおりであった。(「有形固定資産」は建設仮勘定を除いた、期首と期末の平均値である。)
(スシロー:2021年9月)
売上高:240,804(百万円)
有形固定資産:133,111(百万円)
(くら寿司:2021年10月)
売上高:147,592(百万円)
有形固定資産:51,019(百万円)
上記条件内で「有形固定資産回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。
答え
(スシロー)
240,804/133,111 ≒ 1.81(回)
(くら寿司)
147,592/51,019 ≒ 2.89(回)
よって「くら寿司」の方が「有形固定資産回転率」のみから見た場合、その値が高いため、効率性が高い。